こんにちは、しんじゅです!
今日レビューするのは
「スター・ウォーズ シスの復讐」
です。
ネタバレあり&なしで分けているので好きな方から読んでください!
公開年 2005年
評価 ★★★★★★★★★☆ 9/10
前作はこちら「スター・ウォーズ/クローンの攻撃」をレビューしてみた!
あらすじ
クローン大戦から3年後。
連合軍に囚われてしまったパルパティーン最高議長を助けるために、オビ=ワンとアナキンは敵の戦艦に乗り込みます。
そこで敵のドゥークー伯爵と対決し、アナキンは彼の両腕を切り落として勝利します。
パルパティーンはアナキンに殺すよう命じるのですが、彼はためらいながらも煽動され殺してしまいます。
そしてオビ=ワン、アナキン、パルパティーンは無事船から脱出し帰還します。
帰還したアナキンはパドメから妊娠したことを明かされますが、彼は恐れます。
なぜかというと、以前母のシミ・スカイウォーカーが死ぬ時悪夢を見ていたのですが、今度はパドメが死ぬ悪夢を見るようになったからです。
そして彼は今度こそ大切な人を失いたくないという恐れからさらなる力を求めます。
一方ジェダイ評議会はパルパティーンに疑いの目を向け、彼と親しいアナキンをスパイとして潜り込ませようとするのですが、、、
重要キャラクター
パルパティーン最高議長
アナキンと親しい銀河共和国最後の元老院最高議長。ジェダイ達からはシスではないかと疑われています。
グリ―ヴァス将軍
ドロイド軍指揮官。ジェダイではないのですがライトセーバーを使います。逃げ足が速いです。
感想
ついにエピソード4と繋がりました!この話はなぜアナキンがダース・ベイダーになってしまったのか、どのようにしてエピソード4に繋がるのかが分かるスターウォーズ全ての集大成です。
これを見ないとスター・ウォーズの根幹を理解してないのと同じようなものです。
ちなみに今作においてアナキンはもはや別人になっています。
生意気なのはエピソード2と変わらないのですが、暗黒面に揺れるアナキンは冷徹で傲慢、頭の中は平和よりもパドメのことしか頭にありません。このエピソードを見ると、恋愛って人を狂わせるんだなーとよく分かります。笑
それと同時に、エピソード4から見てる人はパズルがうまく完成したような達成感があります。
スターウォーズはこの話なしでは語れないので、気になる人は是非見てください!
なるべくエピソード4から見た方が良いです!
ここからはネタバレ!
ネタバレ考察
グリーヴァス将軍は風邪を引いている?
エピソード3において大活躍する(やられちゃうけど)グリーヴァス将軍。
彼は部下と会話している時、たびたび咳き込むことがありますよね?あれ?風邪なの?と思った私なのですが、彼が咳き込むのには理由があるのです。
グリーヴァス将軍はもともとカリーシュというヒューマノイド型昆虫類の将軍でした。
しかしある日、彼はシャトルの事故で重傷を負い、手術を受けます。
なので、グリーヴァス将軍の体の95パーセントは機械で、脳も人工的に再建されたのです。
そしてその手術の代償として、心臓と肺の機能が低下してしまい、呼吸困難や咳の症状に見舞われるようになりました。
この背景を知ると、敵ながら少し可哀想に感じてしまいますね。笑
アナキンはなぜダークサイドに落ちた?
「パドメを死から救いたかったから」です。母であるシミを失ったときに、もうこんなのは懲り懲りだと思ったのでしょう。
しかし、確かにパドメを愛していたからという理由はあったと思うのですが、もう一つ理由があると思うのです。
それが「強大な力が欲しかったから」という理由です。
パドメを失いたくない→力がほしい という気持ちもあると思うのですが、
自分は誰よりも強いのに評価してくれない(特にジェダイ達)→周りが認める強大な力がほしい
という気持ちも少なからずあったと思います。天才ならではの悩みですね。
「自分はズバ抜けてるのになんで分かってくれないんだ」という気持ちを「パドメを愛しているから」という理由にこじつけた気持ちも少しはあると思います。
名シーンは?
子弟の決闘シーンです。
アナキンは完全にオビ=ワンを殺す気でしたが、オビ=ワンは少し躊躇していた感じがあります。
「弟だと思っていた、愛していた!」
このセリフはグサっときましたね。
あのまま首をハネれば確実だったのに
愛していたからこそ、トドメが刺せなかったのではないでしょうか。
ダースベイダーがマスクの理由は?
アナキンは終盤、オビワンに倒されて全身に大やけどを負いますね。
両手両足を切断されて全身燃えていたのに生きてるのがとても不思議ですが。笑
しかしシスによって手術室に運ばれたときには、全身がただれ呼吸器まで大やけどでした。
そして生きながらえるためにアナキン生命維持装置というものをつけられます。
この生命維持装置というものが彼の胸当たりにあるプレートです。
これによって彼は酸素や栄養を吸収しているのです。
そして彼は声帯に損傷を負ったため、声がほとんど出ませんし、目も見えない状態です。
なのでマスクをかぶらないとほぼ生活が不可能なんですね。
あとあのマスクは帝国軍において威厳を出すために作られたデザインという説もあります。
最後に
これを見ればダース・ベイダーがなぜ生まれたのかが分かります!
全ての謎はこのエピソード3に詰まっているので是非見てください!