「ハリー・ポッターと死の秘宝」
公開年 2010年
評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 6/10
前作はこちら「ハリー・ポッターと謎のプリンス」をレビューしてみた!
あらすじ
ハリーは17歳になり、母リリーの愛の魔法が消えてしまう前に隠れ家に避難することになります。
その手段としてホウキで移動するのですが、皆がポリジュース薬でハリーになりどれが本物のハリーか見破られないように移動する作戦を実行することになりました。しかしハリーは見破られてしまい、ヴォルデモートからの襲撃にあいます。
味方がやられる中、ハリーたちは隠れ穴に着き、そこで潜伏しながらある日、ロンの兄であるビルとフラーの結婚式を開きました。
しかしその結婚式はデスイーターたちに襲撃されてしまい、ハリーたちはロンドンに逃げます。
ハリーはダンブルドアから死ぬ前に「分霊箱を探してくれ」と頼まれたのでハリーはホグワーツに戻らずに分霊箱を探す旅に出ました。
ダンブルドアはハリーたちにとって力になるであろうと3つの遺物を相続しました。
しかし、ダンブルドアは分霊箱を探す手がかりを非常にあいまいに残していたため、ハリーたちの中でダンブルドアに対する不信感が強まっていきました。
一方、魔法省はヴォルデモートによって乗っ取られ、魔法大臣のルーファス・スクリムジョールは殺されてしまいます。
そんな道中、ハリーたちは「死の秘宝」という存在を知り、ヴォルデモートがもし死の秘宝を手に入れてしまったら手に負えないと恐れます。
ハリーたちは分霊箱を探すために足を進めるのですが、ある日ロンはハリーたちの前から姿を消してしまいます、、、
新キャラクター
マンダンガス・フレッチャー
不死鳥の騎士団のメンバーの一人。
ハリーの家からの脱出を手伝いますが、ヴォルデモートに恐れをなしてアラスター・ムーディを見捨ててしまいます。
ゲラート・グリンデルバルド
闇の魔法使いでヴォルデモートの次に強いと言われています。
ダンブルドアの友人だったのですが仲違いしてしまいます。
ゼノフィリウス・ラブグッド
ルーナの父で「ザ・クィブラー」という雑誌の編集長です。
死の秘宝の存在を信じ、その印であるネックレスを持っています。
>>ハリーポッターのアズカバンはどんなところ?場所と意味についても!
感想
ハリーポッターシリーズ7作目の前半!
ストーリー的には少し盛り上がりにかけるかなと思いました。少しPART2に詰め込みすぎたかな?
しかしこの話を見ていないとPART2の話がよくわからなくなってしまいますので重要な話であることは確かです。
あと今回はホグワーツの話ではないので彼らのスクールライフ感は0です。笑
ハリーたちは分霊箱探しに大忙しなのでほのぼのさもほとんどないです。けっこう戦うシーンが多いですね。1作目である「賢者の石」とは大違いです!
そして今回は様々なアイテムが登場します。
ダンブルドアが渡す遺品、死の秘宝、分霊箱などですね。
これらはハリーがヴォルデモートと戦うために大変重要なアイテムたちですので、覚えておいてくださいね。
㊟ここからはネタバレです!
ネタバレ&考察
なぜヴォルデモートはハリーを見分けられた?
ダーズリー家からホウキで移動する途中、ヴォルデモートの奇襲に遭い、ヘドウィグはハリーのことを守り死んでしまいました。
そして命までかけて守るということは本物のハリーに対してしか行わない行為だと思い、ヴォルデモートは本物のハリーだと確信してしまったのです。
しかし、原作だと「エクスペリアームス」を唱える時のハリーの癖で分かったと書かれていますが、映画内では言及されてませんね。
遺品の意味
それぞれ渡されたのは
ハリー クィディッチで使うスニッチ
ハーマイオニー 吟遊詩人ビードルの物語
ロン 火消しライター
です。
そのうちハリーのスニッチはPART2で明らかになります。
ハーマイオニーについては「死の秘宝」について調べて欲しかったからです。ダンブルドアはハーマイオニーが賢いことを知っていたのでこの本を渡すことによって謎を解いてもらいたかったのだと思います。
ロンにおいては、感情の起伏が激しいことをダンブルドアは知っていました。だから仲違いをした時にロンが2人のもとへ戻ってこれるように細工をしていたのです。
おばあさんはナギニ?
バチルダ・バグショットは魔法界の歴史家です。書籍もけっこう出してます。
そしてバチルダに変身していたのはナギニです。
バチルダはけっこう前にヴォルデモートに殺されていたんですね。
それでハリーは必ず一度はゴドリックの谷を訪れるだろうと踏んで、ナギニを待機させておきました。
まとめ
以上「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」でした。
次回作でラストです。様々な伏線が引かれているのでPART1も是非見てください!
>>>「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」をレビューしてみた!