TBS系「金曜ドラマ」の「アンナチュラル」は、2018年1月~3月の期間放送されました。
主演は石原さとみさん、共演者には井浦新さん、窪田正孝さんなど個性派の実力俳優がそろい、法医解剖医のチームが、「不自然な死」を解剖医の観点から突き詰め、殺人事件を解明していくという、見ごたえのあるサスペンスドラマとして話題となりました。
毎回起こる事件と並行して、登場人物の生い立ちや、関わった過去の事件も浮き彫りにされていき、終盤に向け謎が解けていくという展開も見逃せないドラマでした。
ここではそのドラマの第2話を詳しく見ていこうと思います。
2話のキャスト
三澄ミコト(みすみ みこと)…石原さとみ
不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)= 通称UDIラボという架空の研究機関(公益財団法人)で働く法医解剖医。
中堂系(なかどう けい)…井浦新
UDIラボの法医解剖医で三澄ミコトの同僚。
久部六郎(くべ ろくろう)…窪田正孝
UDIラボの新人記録員。
解剖時の写真撮影や解剖記録の整理業務を担うアルバイト。
東海林夕子(しょうじ ゆうこ)…市川実日子
UDIラボの臨床検査技師。
ミコトとは気の合う同僚。
坂本誠(さかもと まこと)…飯尾和樹(ずん)
UDIラボの臨床検査技師で、ムーミンシリーズのキャラクターが好き。
神倉保夫(かみくら やすお)…松重豊
UDIラボの所長。
元厚生労働省医政局職員。
スタッフが少ないため、お茶出し・解剖のヘルプなどの雑用もしている。
木林南雲(きばやし なぐも)…竜星涼
「フォレスト葬儀社」の社員。
業務としてUDIラボにて遺体の搬入出をするだけでなく、中堂と私的な協力関係にある。
末次康介(すえつぐ こうすけ)…池田鉄洋
「文詠館」が発行する週刊誌『週刊ジャーナル』の編集者。
三澄夏代(みすみ なつよ)…薬師丸ひろ子
ミコトの養母かつ実父の妹。
離婚問題・労働問題を主に扱っている弁護士。
三澄秋彦(みすみ あきひこ)…小笠原海(超特急)
ミコトの義弟。
予備校「明陵ゼミナール」の講師をしている。
宍戸理一(ししど りいち)…北村有起哉
フリーの記者。
汚い手でネタをつかむタイプのため、悪質な記者として知られている。
毛利忠治(もうり ただはる)…大倉孝二
UDIラボに解剖を依頼する「西武蔵野署」の刑事。
向島進(むこうじま すすむ)…吉田ウーロン太
「西武蔵野署」の刑事。
毛利の部下。
門松(かどまつ)…今井隆文
「文詠社」発行の『週刊ジャーナル』の記者で、末次の同僚。
糀谷夕希子(こうじや ゆきこ)…橋本真実
中堂の恋人で同棲していた女性。
8年前、スクラップ置場で他殺体として発見された。
<ゲスト>
松倉花(まつくら はな)…松村沙友理(乃木坂46)
ミケと共に大沼に監禁されていた家出少女。
ミケ… 菅野莉央
本名不詳。
集団練炭自殺現場で発見された4人の遺体の1人。
大沼悟(おおぬま さとる)…栄信
「ユキ」というハンドルネームのネカマ。
自殺系サイトで自殺幇助を騙り、自宅に花とミケを監禁していた。
小関浩二…ニクまろ
自殺系サイトを運営していた人物。
雨宮祥子…細野今日子
ミコトの実母で雨宮総合病院院長夫人。
24年前に一家無理心中をはかった。
あらすじ
<第2話あらすじ>
警察の依頼で集団練炭自殺の現場に向かうUDIラボのチーム。
刑事の毛利は「事件性はない」と言いますが、ミコトは不審な点に気付き、解剖するという判断をします。
4人の遺体の解剖の結果、3人の遺体は一酸化炭素中毒で自殺とされますが、1人の少女の死因は「凍死」であることがわかります。
さらにその少女の胃の中から謎のダイイングメッセージが発見されます。
検死結果からある事を思いついたミコトは、六郎を誘って温泉に向かいます。
その先でミコトと六郎は犯人を突き止めるのですが、逆に犯人に追い込まれてしまい、絶体絶命の大ピンチに…。
ミコトの勘が冴え、解剖の結果、少女は他殺の可能性が…。
しかも謎のダイイングメッセージが胃の中から出てきました。
ミコトたちは犯人を探し出すことができるのでしょうか。
ネタバレ
ここからは2話のネタバレとなります。
集団練炭自殺の事件現場に呼び出されたミコトたちですが、警察は事件性なしと判断。
しかしミコトは鋭い観察眼で1人の遺体の手首に縛られたような不自然な点があることに気付き、4人の遺体を解剖することにします。
すると1人少女の遺体は練炭による一酸化炭素中毒死ではなく、凍死。
しかも胃から「ユキオトコノイ タスケテ花」と謎の文章が書かれたダイイングメッセージが出てきます。
ミコトは過去に、練炭自殺で母親に一家心中を図られた事がありました。
そして家族の中で唯一生き残ったのがミコトでした。
凍死の解剖結果が出た少女は「松倉花」という人物かもしれないと、捜索依頼を出していた両親がやって来ます。
しかし両親は「これは娘じゃない」と言います。
解剖の際に出た白い粒は塩でした。
ミコトは練炭集団自殺が行われた後に、誰かが遺体を運び込んだのではないかと考えます。
ミコトは六郎に「温泉に行こう」と言い出します。
行き先は有鹿温泉。
ここのお湯には塩分が含まれていました。
また遺体の胃の中に残っていた鹿肉と関係するものがないかと探すと、「鹿肉のカレーおにぎり」を販売している店舗を見つけます。
そんな中、道の途中に冷凍車があることに気付く二人。
不審に思い、車の冷凍庫の扉を開けると、その中に結束バンドが落ちているのを見つけます。
冷凍庫の中に入って、詳しく調べる2人でしたが、突然何者かに扉を閉められ閉じ込められてしまいます。
一方、毛利たちは自殺サイトを運営していた男を突き止めますが、男は「ユキというネカマが現れ、サイトは封鎖した」と言います。
その頃、ミコトたちが乗った車は動き出します。
ミコトの携帯がなんとかつながり、ラボの中堂に位置を伝えますが、冷凍車は沼に落とされてしまいます。
急いで水のペーハーを伝え、ミコトが「大沼悟」と言ったところで電波が途切れてしまいます。
これまでかと思った時、中堂の推理によってミコトたちは助けられ、大沼も逮捕されます。
そして監禁されていた花も無事救出されました。
花は、自分を救おうと死んでいったミケと約束した、白夜をいつかきっと見に行くと言うのでした。
危険な目に遭いながらも、UDIラボチームの力で何とか乗り切ったミコトたち。
死にそうな状況でペーハーを調べるとは、さすが科学者ですね。
花も救え、犯人も捕まえ、お見事でした!
アンナチュラル(ドラマ)3話ネタバレ・あらすじを知るならココ!!