沢村一樹が主演を務める刑事ドラマ「刑事ゼロ」。
今回は１話のあらすじについてご紹介していこうと思います。
ネタバレもありますのでご注意を・・・
１話のキャスト
主人公の時矢暦彦（沢村一樹）は、犯人を確保する時にビルから転落して、20年間の記憶を失った。
そんな時矢に残ったのは、「生まれたての五感」と「洞察力」だけ。
全てを失ったことで、さらに敏感になったその二つの能力で、新しいヒーローになっていく…。
『出演者』
時矢暦彦…沢村一樹
佐相智佳…瀧本美織
福知市郎…寺島進
内海念也…横山だいすけ
背川葉奈…猫背椿
根本留夫…渡辺いっけい
奥畑記子…財前直見
生田目守雄…武田鉄矢
『ゲスト』
能見冬馬…高橋光臣
今宮隆司…大澄賢也
今宮鈴代…三輪ひとみ
鳴島恭三…小林稔侍
鳴島桜子…富田靖子
鳴島芳孝…百瀬朔
里中荘六…徳井優
『スタッフ』
脚本…戸田山雅司
監督…及川拓郎
音楽…横山克、Ｅｖａｎ Ｃａｌｌ
主題歌…ＴＨＥ ＹＥＬＬＯＷ ＭＯＮＫＥＹ『Ｉ ｄｏｎ’ｔ ｋｎｏｗ』（ワーナーミュージック・ジャパン）
ゼネラルプロデューサー…横地郁英（テレビ朝日）
プロデューサー…川島誠史（テレビ朝日）、和佐野健一（東映）、望月卓（東映）
あらすじ
京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦は“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な刑事。
だが、容疑者・能見冬馬を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。
病室で覚めた時、なんと刑事拝命以来の20年間の記憶を失っていることに気づく。
記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることになった時矢。
被害者のフリーライター・今宮賢は公園の鉄棒に吊るされていた挙げ句、鉄棒と遺体の前面には色付きの粘着テープが奇妙な形で貼られていた。
このテープが示す図は、犯人からのメッセージなのか…？
ところが、粘着テープに顔を近づけた時矢は、「同じ匂いがする…」と、驚愕の一言を発する。
実は、失った記憶の代わりに鋭い嗅覚など研ぎ澄まされた五感が備わった時矢は、そこに議員殺害現場の遺留品と共通する匂いを嗅ぎ取った。
時矢のつぶやきがきっかけとなって、合同捜査本部が設立されることになったが、2つの事件が同一犯による連続殺人であるという根拠はほかに何も見当たらず、捜査は難航。
時矢の立場は、本部内で微妙なものに。
そんな中、時矢は2つの事件に残された図形が香りを聞き分ける遊び、“組香”に関係しているのではないかと直感。
調べを進めるうち、事件の周辺に高名な小説家・鳴島恭三の影がちらついてくるがその矢先、第三の事件が起きて…。
ネタバレ
お香のサークルに通っていた鳴島桜子。
息子・鳴島芳孝が書いた小説は父・鳴島恭三に焼かれていた。
そのショックで芳孝は家出したのか…。
そんな中、第3の事件・今宮社長が芳孝によって殺害された。
そして、第4の事件・桜子が被害に遭い病院へ。
時矢は今宮社長の遺言書を調べに顧問弁護士を訪問し、遺言書の中身をみる。
そこには、DNA鑑定書もあり、今宮隆司社長と鳴島芳孝が親子ということ。
時矢は、「源氏物語」が不義の子による悲劇を描いている、と警察署内で説明。
時矢と佐相は、病院から脱走した桜子を知る。
1から3番目の犯罪は、芳孝が「源氏香」の見立て殺人を実行。
本来、4番目は芳孝が一時的に重症になり、5番目に恭三を殺害するはずだった。
当時、今宮隆司の想いを知った恭三は、今宮隆司に桜子を性的暴行させた。
すべては小説「郭公の庭」完成のため。
恭三から、出生の秘密を聞かされた芳孝。
焼かれたショックでなく、秘密がショックで家出したのだ。
芳孝の第2小説「虚空の香り」のモデルこそが、今回の「源氏香」の見立て殺人。
桜子がその小説を手にしたのは、芳孝の第3の殺害後。
今宮社長と争い負傷して息絶えたため実行できなかった。
小説「虚空の香り」のラストは、主人公が父を殺害して自殺するというもの。
桜子は、恭三を殺害して自害し「虚空の香」を出版したかった。
桜子は涙し逮捕に応じた。
事件解決し叔父で医師の守雄によると、時矢の記憶は無くなっていないという。
旧・時矢の捜査記録を読み込み全て記憶している佐相は、自分をバックアップデータ・取扱説明書として助けることを提案。
2人のコンビが本格スタートする。
20年の記憶を失ったものの、その分、匂いに敏感になったため、捜査陣がバラバラに扱っていた事件を結び付け、見事に解決へ。
さらに、佐相がバックアップデータとなり、新・時矢を支えていく異色のコンビが誕生！
2話からは、2人のコミカルな掛け合いも冒頭から楽しめそうです。
今後は、一体どんな展開が待ち受けるか…。
※１話を見逃した方へ
刑事ゼロの動画を無料視聴する方法！Pandoraはやめた方がいい？
