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日本はハロウィンを勘違いしている?経済効果や海外の反応について

秋になると街ではどこもかしこもハロウィン一色に染まり、子供に限らず大人たちも仮装を楽しんで街中を練り歩く姿が目にとまります。

最近は、アニメなどのコスプレも多く、祭りごとのような賑わいにもなっていますが、ハロウィンの本来の意味を忘れているようにもとれますが。。。

こんな騒ぎを海外の人はどのように捉えているのでしょう?

 

今回は、日本はハロウィンを勘違いしている?また、経済効果や海外の反応などについてお話します。




日本と外国のハロウィンの違い

そもそもハロウィンと言う行事は日本にはなかったものですが

1983年に原宿表参道で行った「ハローハロウィーン・パンプキンパレード」が始まりで、

その後1997年の東京ディズニーランド、2002年のユニバーサルスタジオジャパンでパレードを開催したことで広がったとされています。

しかし、本場はアイルランドやスコットランドが起源と言われており、古代ケルト人が行った秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式がそのままキリスト教に取りいれられました。

現在は宗教的な意味合いもなくなり、アメリカの民間行事の一つとして子供たちがお化けや魔女の仮装をして各家庭をまわりお菓子を貰うと言う風習に変わり、それが日本にも伝わったとされています。

その為、本来秋の農作物や子供、或いは家畜を悪魔から守るための儀式であり悪魔の仮面をかぶって魔除けを行っていた事が、アメリカでは子供が楽しむための地域イベントに変わり

日本では大人も子供も楽しめる季節のイベント事として定着したようです。

 

経済効果がすごい?

日本のハロウィンは本来の目的からはかなりかけ離れたものになり、大人と子供

の仮装大会とも言えます。

また、子供たちは仮装しながら

「Trick or Treat(トリックオアトリート)」=「お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうよ」

と呪文をとなえて各家庭をまわりお菓子を頂戴するわけですが、毎年行われる行事ごとなので、お菓子を大量に買い込み子供たちが訪れる事を楽しみに待っているご家庭も増えているようです。

しかも、このお祭りは年々拡大傾向にあり、今では一大イベントのような騒ぎにもなっている事から

日本の経済効果は「うなぎのぼり」とも言われています。

その為、2016年のバレンタイン市場を超えるまで急成長を遂げ、その収入は以下の通りです。

・2011年→560億円

・2013年→1003億円

・2014年→1100億円

・2015年→1220億円

このように年々拡大しておりお菓子メーカーや仮装関連の企業は左団扇と言う事で、まさにハロウィンさま様と言ったところですね。

 

日本のハロウィンを見た海外の反応は?

日本の経済に大きく貢献しているハロウィンは、本来の悪魔祓いの意味から大きく離れ仮装パーティのようにもなっているため

海外ではこの騒ぎに対して冷ややかな目を向けている人もいるようです。

それは当然と言えば当然であり、悪魔から農作物や子供、または家畜を守る為の儀式であるはずが日本では全く逆であり

コスプレイヤーとして子供よりも大人が集まって大騒ぎをする祭り事とも言え、全く方向性が違っている事は確かですよね。

しかし、ハロウィンと言うお祭りの定義を超えて別のお祭りと考えれば、それはそれで楽しい行事として受け入れられるのではないでしょうか。

実際、この行事に積極的な外国人も多く、悪魔や魔女の仮装だけでなくアニメのキャラクターなどを取りいれて楽しんでいる人も多いようですよ。

まとめ

日本でのハロウィンは海外のものと比べて違った傾向になっている事は確かなようですが、華やかなコスメを楽しんだり、アニメのキャラクターに成りきってハロウィンを楽しむことも悪くはないですよね。

しかもそこには宗教や人種、更に大人も子供も関係がない為、ある意味世界平和にも繋がるお祭りとも言えます。

また、人々の心も明るくなる事を考えると、ハロウィン本来の意味からそうかけ離れたものではないとも言えますが、皆さまはこの記事を読んでどのように感じられたでしょうか?




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