こんにちは、しんじゅです!
今日レビューしていくのは
「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」
です!
ネタバレあり&なしで分けているので好きな方から読んでください!
公開年 2002年
評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
あらすじ
コナンは自分の父である工藤優作がシナリオを提供した仮装体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティーに招かれました。
そんな中、パーティーが行われているホテルでは殺人事件が起こります。
被害者のダイイングメッセージから手がかりはゲームの中にあると分かり、コナンたちはコクーンの中に潜り込みます。
しかしゲーム開始直後、人工知能である「ノアズ・アーク」と名乗る者によってゲームは乗っ取られ、コクーンに乗った子供たちは人質に捕られてしまいます。
コナンたちは5つのゲームステージの中から「オールドタイム・ロンドン」を選び、19世紀末の連続殺人者、ジャック・ザ・リッパーを追いかけます。
そして現実の世界では、優作が事件を解決するために調査に乗り出すのですが、、、
重要キャラクター
工藤優作
工藤新一の父。世界的推理小説家で頭が非常に切れるので、時々捜査にも協力します。
諸星秀樹
警視副総監の孫。サッカー好きな少年。たびたび問題を起こします。
滝沢進也
与党政治家の息子。傲慢で生意気な性格。
江守晃
財閥系銀行の頭首の孫。肥満体型。
菊川清一郎
有名狂言師の息子。振る舞いが少し女性っぽい。
感想
ベイカー街の亡霊が公開されたのは2002年。私はこの映画を小学生の時劇場に見に行きました。
コクーンを見て、こんな夢見たいな機械があったらと考えたのも覚えています。そして今現在、似たようなものがありますね。そうです、VRです。
この時は、まさか「コクーン」が現実の世界で作られるなんて誰もが想像してなかったのではないでしょうか?
そして個人的な意見なのですが、私はこの映画が今までのコナン作品の中で1番好きです。
理由としては
・新一の好きなロンドンで話が進む
・優作と新一のダブルタックが見れる
・設定がぶっ飛びすぎてて好き
だったのですがコクーン自体がそんなぶっ飛んだ話でもなくなってしまいましたね。笑
もしこれから人工知能とVRが発達すればこのように洗脳されちゃうような事態も起こりえるのでは?
そして、コナン好きな人だったらシャーロック・ホームズも自然と詳しくなりますよね?なぜなら新一がホームズの話をよくするから。
今回はシャーロック・ホームズの話で埋め尽くされています。
コナンシリーズの中でも非現実的な話が好きな方、シャーロック・ホームズが好きな方は是非見てください。
㊟ここからネタバレ!
ネタバレ&考察
ヒロキは何者?
人工知能ノアズ・アークとしてゲームを操作する天才少年、ヒロキ。
彼はマサチューセッツ工科大学に在籍しているらしいです。10歳で。
ちなみに人工知能「ノアズ・アーク」を作り、DNA探査プログラムも発明しています。10歳で。笑
こんな天才チートキャラはコナン史上初なのでは?と思うくらい天才です。コナンの正体も知っていましたしね。
しかしコナンと一緒にゲームに参加していたヒロキは幽霊です。
天才もいろいろと大変なんですね。コナンと話し終わった後成仏できたと信じたいです、、、
ジャック・ザ・リッパーとは?
ジャック・ザ・リッパーは19世紀末に実際に存在した連続殺人犯です。
殺し方が残虐で彼の犯行の特徴が遺体をバラバラにすることです。
ちなみにシャーロック・ホームズは存在しないので、アイリーン・アドラーもいませんしモリアーティ教授も存在しないです。というとシャーロック・ホームズの小説の中にジャック・ザ・リッパーが出てくるの?となるのですが出てきません。
この世界は現実の世界と小説の世界が完全に混ざっています。
そしてコナンの世界では連続殺人犯の血は現代でも流れていましたね。
トマス・シンドラーはジャック・ザ・リッパーの子孫なのです。そしてジャック・ザ・リッパーとバレないように殺人を犯します。
まさに切り裂きジャックですね。
名シーンは?
蘭がジャック・ザ・リッパーを道ずれにして電車から崖の底へ飛び降りるシーンです!
「ライヘンバッハの滝よ!コナンくん!」
と言い放ち、蘭はホームズと同じように自分を犠牲にして崖に飛び降ります。
ホームズはモリアーティ教授と滝に飛び降りて奇跡的に一命を取り留めるのですが
蘭はあそこでゲームオーバーになってしまいましたね。
しかし蘭はコナンのことを信じていたからこそ飛び降りることができたのだと思います。
非現実的な世界観はコナンっぽくてコナンではない映画です。
コナンファンからは根強い支持を持つ人気作品です!
ぜひご覧になってください!