2015年放送の下町ロケットの続編「下町ロケット2」。
今回は農業が一つのテーマであり、そのロケ地として新潟の燕市があげられ話題となりました。
そんな大人気の「下町ロケット2」のロケ地・撮影場所とはどこなのでしょうか。
主なロケ地
①佃製作所
主人公の佃航平率いる佃製作所のロケ地は、前作では東京都大田区にある桂川精螺製作所(かつらがわせいらせいさくしょ)でした。
名称:桂川精螺製作所
住所・場所:〒146-8522 東京都大田区矢口3丁目24−1
【下町ロケット】
TBSドラマ・下町ロケットの佃製作所のロケ地。
(株)桂川精螺製作所の社屋のデザインは格別な格好良さ!https://t.co/Sri2qTZH93 pic.twitter.com/zxkrUXmMkk— 情景師アラーキー/荒木さとし (@arakichi1969) November 15, 2015
しかしながら、桂川精螺製作所の社屋は一度取り壊され、現在は新たな社屋が建っているのです。
佃製作所の工場のロケ地としては、茨城県のつくばみらい市にあるクボタ筑波工場が使用されているようです。
②佃家の外観
東京都江戸川区東小岩の江戸川河川敷下にある民家が、佃家の外観の撮影地になっています。
これは前回の『下町ロケット2015』と同じ場所が使われています。
ちなみに、『下町ロケット2015』でよく登場した河川敷の土手は、この家の目の前にある江戸川土手でした。
③帝国重工
佃製作所とともに、スターダスト計画でロケットの開発・打ち上げに成功した帝国重工ですが、前回は茨城県つくば市にあるフジキンつくば先端事業所がロケ地をして使用されていました。
フジキンは、精密機器メーカーの会社で、国内産バルブを制作・研究している企業です。
帝国重工の会議室のシーンは、東京の丸の内にある日本工業倶楽部会館で撮影されたようです。
日本でも有数のセセッション様式の建物で、重厚な内部のつくりは帝国重工の雰囲気にぴったりですね。
燕市や深谷市はどの場面?
佃製作所の経理部長・殿村(立川談春)の農家を営む実家のロケ地は、新潟の燕市です。
https://twitter.com/rocket_tbs/status/1028129516466536448
燕市は新潟県の中越にある市で、人口約7万8千人の街です。
燕市は工業都市で、モノづくりに関する会社が200社あるとか。
特に金属加工技術に優れた企業が多く、その基準は世界基準とのことです。
そして、今回燕市が選ばれたのは、農業=新潟県、新潟のものづくり=燕市ということから、今回のロケ地として燕市が選ばれたそうです。
燕市は工業都市でもあり、金属洋食器(ナイフ、フォーク、スプーンなど)の生産においては世界的なシェアを誇ります。
国内においては実に金属洋食器の生産シェア90%を占めています。
また燕市には、日本さくら名所100選にも選ばれている「大河津分水桜並木」があります。
約10kmにわたり植えられたソメイヨシノが堤防沿いに咲き誇ります。
続いて、サッカーの試合のシーンの撮影で、埼玉県深谷市にある白草運動公園が使用されたようです。
深谷市は、埼玉県北西部に位置する人口約15万人の小さな市です。
東京都心から70キロメートル圏にあり、生産量日本一である「深谷ねぎ」の産地としても有名です。
深谷市でのエキストラ募集要項には、撮影場所が2か所指定されていました。
一つは深谷市東方某所で、二つ目は深谷市某運動公園となっています。
深谷市東方での募集は役柄としてスーツ着用の営業社員、工員となっていましたのでどこかの会社内での撮影が噂されていました。
そして、某運動公園の役柄募集には「役柄サッカーの試合を観戦する審判、観客役」と記載されています。
田んぼの場所は?
実際にロケに使われている場所は、新潟県燕市粟生津にある農地を使用しています。
粟生津は、広大なのどかな田園風景がひろがる場所です。
左側に避難器具メーカーのオリロー株式会社新潟工場が見え、右側にJR越後線と広域農道が交差する地点が見える田んぼを撮影に利用しているようです。
ロケ地の田んぼは、最寄駅の粟生津駅から徒歩で約9分ぐらいの位置ではないかと思われます。
この後よる9時からは、日曜劇場『下町ロケット』。
今回は、第5話です。「ゴースト」編、ついに完結! 絶対に勝てない裁判がついに始まる…! 常勝・神谷弁護士でも無理!? 佃が賭けた最後の証拠とは? まさかの結末が…! その裏切りに佃が震える… #tbs pic.twitter.com/Leyn84f7N4
— TBSテレビ 宣伝部 (@tbs_pr) November 11, 2018
そして、殿村の実家のロケ地は、新潟県西蒲原郡弥彦村山岸が舞台になっているようです。
背後に弥彦山が見え、周囲をグルりと田んぼで囲まれているとても大きな一軒家です。
ちなみに弥彦山は、弥彦神社という大きな神社の神体山でもあり、新潟の人から親しまれている山です。
弥彦村山岸は最寄り駅が矢作駅になっており、徒歩で19分ぐらいの位置です。
下町ロケットゴーストの第1話で、庭先でトラクターを分解している時に家の外観が映っていましたよね。
家の内部については、スタジオ内のセットあるいは別のお宅で撮影をしているようです。
https://twitter.com/rocket_tbs/status/1046994521010188288
いかがでしたか。
今回は下町ロケット2に登場する、ロケ地について紹介しました。
「陸王」の撮影も行われた埼玉県の北部に位置する行田市や、深谷のほか、農業が一つのテーマであるためロケ地として新潟の燕市も、メーンロケ地として選出され、盛り上がっているようです。
さらに、今後も新たな名スポットの発見があるかもしれませんね。