初回と違い、第2話では、取ってきた依頼(仕事)ではなく、依頼人が小鳥遊の事務所を直接訪問し、引き受ける形になります。
しかしそれは奇しくも、小鳥遊が以前務めていた法律事務所と再び対決する裁判。小鳥遊の鋭い観察力と知性で、今回もまた見事な逆転勝利を納める結果となりました。
しかし小鳥遊に負けても、表立って感情を出さず、冷静に分析し、ミステリアスな雰囲気を醸し出す海崎。
そんな掴み所のない、抽象的な雰囲気を見事に演じている向井理さんについて迫ってみましょう!
リーガルV向井理の演技について
キャストの皆様✨
続々クランクインしております❣️
まずは・・・
翔子の元彼とも噂される、
海崎勇人(かいざき・はやと)役の
この方から✌️#リーガルV #向井理 #足長 #小顔 pic.twitter.com/ydMbytbEp2— 11月8日(木) 夜9時〜第4話【公式】リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 (@LegalV2) 2018年9月7日
リーガルVで、向井理さんが演じる海崎は、どんな場面でも冷静沈着。
敵対している小鳥遊にも、直接話し嫌味を言われようが、言いくるめられそうになろうが、感情を取り乱すようなことは絶対にしません。
過去に何があったのか、観ている方は色々想像を掻き立てられてしまいます。
そんな彼の冷酷で、淡々とした性格を向井理さんは、言葉だけでなく、所作や表情の機微で巧く表現されていて、より一層、彼の持つ空気感が伝わってきます。
時折、窓際に寄りかかるように立っている海崎の、遠くをみるような視線は、どこか哀愁と、深い闇のようなものを感じさせ、そこに向井理さんの演技力が凝縮されているように感じます。
第2話で海崎は、小鳥遊に会う度に、執拗に声をかけ嫌味を言ったり、小鳥遊を陥れようという事務所の意見に対して、小鳥遊はそんな簡単な奴ではないから止めた方がいいと、彼女の能力の高さを認め、それを誰よりもわかっていることを結果的にほのめかしてしまったり。
結局、無関心でいられないところがあるようでした。
そういったところから、海崎は、単なる冷酷で非道な人間というわけではないという印象を受けました。
むしろ、好きな人にあまのじゃくになってしまう中2男子のような一面が根底にあるのでは…?とも考えられます。
優れた知性と冷静さがありながら、子供っぽい部分もある、そんな海崎の二面性は、向井理さんのような甘いマスクで冷たい言葉を放ったりや冷静沈着な態度をとったりすることで、それをみなまで説明しなくても、観ている側にそれとなく、伝えることが出来ます。
海崎は、向井理さんだからこそ表現できる、とっておきの役と言えますね!
過去作品の評価は?
向井理さんは、本当に数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演されています。その大半の作品が非常に知名度も高く、多くの人たちが目にしているものばかり。
それだけでも彼の人気の高さが伺えます。
多くの俳優の登竜門的な存在であるのがNHK朝の連続ドラマ小説。向井理さんはなんと「ゲゲゲの女房」、「とと姉ちゃん」と2作も出演されています。
「ゲゲゲの女房」では、主演である女房の旦那役(水木しげるさん)を演じ、脚光を浴びると同時に、助演男優賞を受賞。
そして彼の持つ爽やかで端正な顔立ちは、女性ファンを数多く獲得し、「paradise kiss」や「ハチミツとクローバー」のような女子に大人気の胸キュン作品に出演されることでも注目を浴びました。
また、映画の「BECK」「ハナミズキ」では最優秀新人賞を受賞しています。しかし彼の活躍はそれだけに留まりません。
今回のような冷静沈着な弁護士、警官、医者、心に闇を抱えたストーカー男など、幅広いキャラクターを演
じ分ける演技力の高さで、「イケメン俳優」の枠を見事に打ち破り、長岐に渡り活躍をし続けています。
今後も公開を控えている映画もあるようで、今後の活躍にも目が離せません!そして、海崎と小鳥遊の対決を通して彼はどう変化していくのか、それを向井理さんがどう演じ表現していくのか、そちらにも注目です!